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認知症対応力向上研修会

3/3に肥前精神医療センターで開催されたかかりつけ医認知症対応力向上研修会に参加してきました。認知機能評価、3月から施行される改正道路交通法の75歳以上の方々の免許更新にあたっての変更点、認知症になられた方々を介護するご家族にとって対応が困難なBPSD(行動心理症状)への対応などについて研修を受けました。
BPSDで対応が困難な患者さんへの看護師の方の関わりの報告もあり、勉強になりました。
認知症予防についてはいろいろ報告がありますが、単一のものでは予防効果がなく、運動、認知トレーニング、生活習慣病の管理、食事指導などを組み合わせてやる必要性を強調されていました。
当クリニックでも生活習慣病の管理とともに4月から認知トレーニングを地域の皆様に提供していく予定です。

2017年03月05日
高額医療費制度

高額療養費制度とは病気や怪我での入院・手術などで、医療費が高額になる場合に家計の負担を軽減するために、一定の金額(自己負担限度額を超えた分が申請により払い戻される制度です。

制度を利用するには加入している健康保険が国民健康保険の場合は各市区町村役場へ、社会保険・国保組合の場合は各保険者へ支給申請書の提出が必要です。

事前に医療費が高額になるとわかっている場合、70歳未満の方は事前に「限度額適用認定証」の発行を受け、医療機関へ認定証の提示をすることで、高額な医療費を準備しなくても窓口での支払いを自己負担限度額以内にとどめることが出来ます。70歳以上の方は、保険証・高齢受給者証の提示をすることで1ヶ月の医療費が自己負担限度額までとなりますが、医療費の一部負担金の割合が1割で、市町村民税非課税世帯の方は「限度額適用・標準負担額減額認定証」の発行を受け、医療機関へ提示することで医療費の自己負担限度額や入院の食事代等の負担が軽減されます。

各認定証発行の申請先は

国民健康保険の方・・・市区町村役場
社会保険、国保組合の方・・・各保険者

後期高齢者医療の方(原則75歳以上)・・・市区町村役場(後期高齢者医療係)
高齢受給者証をお持ちの方(70~74歳)・・・国民健康保険の方は市区町村役場
社会保険、国保組合の方は各保険者

今日お話しした高額療養費制度の他にも紹介してありますので、クリニックへお越しの際はぜひご覧ください。 事務部 副島久美子

2017年02月23日
大腸がんの新聞記事

先日西日本新聞の大腸がん検診啓もうの記事への協賛を行いました。消化器系のがんは半数は治る時代になっています。症状のある方はむろん医療機関受診が必要ですが、症状のない方々も、がん検診をぜひ受けてください。

2017年02月13日
桂文珍

1/29に鹿島市民会館で桂文珍独演会を見てきました。古典落語というより、桂文珍が好きでとても楽しみでした。昨年は福岡での独演会に息子たちを連れていき、今回は妻や娘たちにも付き合ってもらいました。とても楽しい時間でした。観客の方々は平均年齢が高く、ご高齢の方々が大きな笑い声を出されているのはとてもいいことだと思います。文珍さんには、次回佐賀市にも来ていただきたいものです。

2017年02月12日
佐賀朝日健康セミナー(ピロリ菌について)

先日ニューオタニでありました佐賀朝日健康セミナーに参加してピロリ菌のご講演を聞いてきました。消化器内科専門ですが、その分野の第一線の方々の話はとても勉強になります。印象に残ったことを書き記します
・胃がんの多くは、ピロリ感染による慢性胃炎を発生母地としいること。とくに若年者(50歳未満)の胃がんはそうである。
・ピロリ菌除菌は80~90%は成功する。
・一次除菌が失敗して二次除菌をするタイミングは早い方が除菌成功率が上がる
・除菌薬の副作用発現率は10%以上あり、内服中止する程の強い副作用としては下痢、発熱、発疹、喉頭浮腫、出血性腸炎などで頻度は2~5%程度
・胃がんは年間5万人弱の方々が他界されており、佐賀県で年間約800人が胃がんが見つかり、約400人が胃がんで他界されているということ
・佐賀県が日本で初めて中学3年生のピロリ検診を始めたことは極めて画期的な事だということ(行政と医師会や佐賀大学の関係者の方々に感謝です)。

2017年01月18日
嘔吐下痢症②

嘔吐下痢症は感染力が非常に強い為、集団生活をしている子供や一緒に暮らしている家族まで感染することがある病気ですので、嘔吐物や便の処理の際は十分注意して行いましょう。
嘔吐物・便の処理をする場合の注意点
・マスクの着用(ウイルスを含んだホコリが舞い上がり、吸い込むことで感染します)
・ビニール手袋の着用
・嘔吐物や便に汚染された衣類や床は塩素系消毒剤(ハイター等)で消毒します。
  *塩素系消毒剤の作り方
500mlのベットボトルに水を半分程度入れておきます。
次に家庭用塩素系漂白剤を10ml (ペットボトルキャップ2杯)を入れる。
最後に水を加えて全体を500mlとする。
ふたを閉めてよく振って混ぜ合わせてください。
  便や嘔吐物が付着した床、衣類、トイレなどの消毒に有効です。
・入浴時の感染に気をつけましょう
ウイルスに汚染された浴槽水から感染することがあります。家族でタオル等を共有することで感染が拡がることがありますので、取扱いに気をつけましょう。 
西村由香

2017年01月04日
嘔吐下痢症①

嘔吐下痢症
いまの寒い時期に多い病気に嘔吐下痢症があります。今回はこのことについて少し書いてみます。
嘔吐下痢症とは読んで字の如く、嘔吐下痢を繰り返し、一般にはウイルス性胃腸症と診断されることが多い疾患群です。有名なものには乳幼児に感染することが多いロタウイルス、集団感染などでニュースになることが多いノロウイルスがあります。
基本的にはウイルス性感染症ですので、本人への治療は対症療法になります。また周囲への感染の拡がりを防ぐ、感染予防が基本対策となります。
・吐き気に対して:
急性期の吐き気が強い時期(数時間~一晩程度)には、口から入れた分吐きますので、無理に栄養や水分をとらないでもよいです。ただ乳幼児、ご高齢の方では脱水で状態が悪くなることがありますので、普段と比較してぐったりしている等の時は早めに小児科に受診してください。乳幼児ではれば座薬や漢方の五苓散等が症状緩和には有効です。
吐き気が少し落ち着いたら、少量の水分補給から開始します。スプーン1杯から初めて、ゆっくり時間をあけて、内容も少しアップして、頻回に入れます。吐いてしまったら、またスプーン1杯からやり直しです。
お勧めの飲み物、OS-1、お茶、リンゴ汁等
嘔気が収まり、下痢だけになったら便の様子を見ながら徐々に食事摂取を行っていきます。
・下痢に対して
成人の方であればお薬で急いで下痢をとめる必要性はないと思います。脱水に注意して下痢がおちつくのを待ちます。内服としてはビオフェルミンなどの整腸剤が基本になります。ただ頻回の下痢で脱水もうかがわれる場合には下痢止めとしてお薬(ロペミン等)を処方したります。
ウイルス性感染症の特徴は、急性発症で、ピークは初期の数日間で、徐々におちついていくものです。逆に症状が増悪する場合は、かかりつけ医、かかりつけ医をお持ちでない方はもよりのクリニックや病院に受診してください。

・周囲への感染予防
嘔吐物への対応が重要ですし、また手洗い、うがいは基本です。
当クリニックのナースが書いた、注意事項をご参考にされてください。

2017年01月04日
新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。昨年の10/11に開院して、2か月半あっという間でした。今年はさらに地域の皆様に喜んでいただけるようなクリニックを目指してコツコツとやっていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。

2017年01月01日
産業医研修会(メンタルヘルス)

昨日は産業医研修会に参加してきました。内容はメンタルヘルスに関するもので、佐賀県における自殺の現状と取組、職場におけるメンタルヘルスという2題のお話でした。とくに佐賀大学医学部精神科の門司晃教授のお話はうつ病の基本的なことからわかりやすくまとめてあり、とても勉強になりました。うつ病と生活習慣病との関わりは以前から聞き及んでいましたが、日本人が大変な睡眠不足になっていることは驚きました。成人で、平均睡眠時間が6時間未満の人は40%近くになっていること、90%以上の人が就寝する時間が1941年は10:50だったのが、2000年には1:00になっていることにはびっくりしました。また就寝前のアイパッドの長時間使用は睡眠リズムの変調をきたしうることのご報告もありました。
まとめ
・うつの方々の最初に受診する科としては内科が半数を占めている。
・精神疾患と生活習慣病の合併率が高く、適切な生活習慣の管理がきわめて有用
からは、かかりつけ医としてはうつ病の知識をもっと深め、来てくださる患者さんの生活習慣病の管理にも励まねばと実感しました。

2016年12月22日
医療介護連携推進会議に参加して

12月14日佐賀市水ケ江にある志田病院において第一回医療介護連携推進会議が行われました。この会議はこれから先の高齢化社会に向けての医師会の取り組みです。佐賀市内5か所の核となる病院が中心となり、それぞれの病院チーム別で医療と介護の連携を図る目的で定期的に開催されることになっています。8年後の2025年には団塊の世代が75歳以上となる超高齢化社会ピークを迎えます。介護需要が増える中で我々医療陣は介護との連携を密に行いながら介護者とその家族のニーズを上手く捉えてケアプランに反映できるように動いて行かなければならないと思います。今回の会議のタイトルは『繋がる』。日頃はなかなか顔を合わせることのない地域の歯科医・薬剤師・ケアマネージャーさん等々とスモールグループで討論でき、現場との意見交換ができました。今回の会議で得ることのできた『繋がり』を大切にしながら、地域に根付いた医療を提供できるようにと考えています。
中島美和子

2016年12月20日