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山下達郎 in Saga

8/2佐賀文化会館で行われた山下達郎(ファンなので、呼び捨てでスイマセン)のコンサートに行ってきました。1800人の会場が満員でした。観客の主体は40~60代でしたが、若い世代もいました。前々回は妻、前回は中学生の息子に付き合ってもらいましたが、今回は同世代の友人に付き合ってもらいました。『いや~、良かった。』1年半前の前回の佐賀講演より今回の方がさらに引き込まれました。

会場の入る際のチェック(チケットの名前と身分証明書の提示)も厳しく、正規の金額で購入した普通のファンを大切にするという意識を感じました。

中学生の時にビートルズのファンだった大学生の兄がすごいグループがいるといって聞かせてくれたのが山下達郎がいたシュガーベイブでした。その時に聞いたDOWN TOWNも最後に歌ってくれました。64歳になったとのことでしたが、声もあいかわらず素晴らしい。なにより450人のコンサートに6万人の応募があったという彼のコンサートを、アリーナではなく文化会館のような会場で聞ける幸せを感じます。この規模でのコンサートにこだわる山下達郎さんに感謝です。私の世代より少し上ですが、社会人となって30年間ずっと山下達郎や小田和正さんの音楽が傍らにありました。『歌はなにも具体的にはできないけど、皆さんに少しでも癒しや頑張ろうという気持ちに役立てば、それで十分』との言葉はぐっときました。それぞれの世代で思い入れのある歌手は存在すると思いますが、山下達郎さんと近い世代で、彼の名曲をオンタイムで聞いてこれたことに感謝です。

当院でのBGMには、彼の曲はのりがよすぎて、使えていないのですが、すこししっとりした曲でも入れたいと思います。

 

さあ明日から頑張るぞ!

2017年08月02日
かかりつけ医研修会

本日10:00~17:30まで昼食時の50分間以外は5分間の休憩1回のみのびっしりつまった研修会でした。内容としてはかかりつ医として知っておくべき9項目の事項について講演がありました。具体的には脂質異常症、糖尿病、高血圧症、認知症、禁煙指導、健康相談、在宅医療、介護保険、服薬管理です。開院して10ヶ月になりますが、かかりつけ医として生活習慣病の勉強をしているところでしたので、とてもタイムリーな講演でした。超高齢化社会である日本で、国が推し進めている地域包括ケアシステムの構築には、かかりつけ医の役割が重要です。むろんいろんな職種の方々との連携も重要ですが…。自分でできることは、自分の専門分野以外の疾患の知識を深めることだと思います。その意味で本日の研修会は、勉強になりました。企画、準備、講演していただきました医師会の先生方に感謝です。自分なりに良く咀嚼して(最近の知見など、膨大な量の情報でしたので)、患者さんへの生活指導に生かせればと思います。『やっぱりメタボはいけない』と自分のおなかを見て思います。

2017年07月30日
肝臓を知り肝がんを診る

本日は肝がん講習会で久留米大学消化器内科の古賀浩徳教授の講演を聞いてきました。タイトルが『肝臓を知り肝がんを診る』というものです。17年連続で肝がん死亡の10万人比ではワースト1位の佐賀県です。佐賀県肝がん対策医会の先生たちが、医療従事者対象に著名な先生を読んで、このような会を開いて頂けるのはとても有難いことだと思います。慢性C型肝炎は内服薬で完治できるようになってきていますが、まだまだ肝がんで多くの方々が亡くなっている現実があります。昨日のお話で私自身の頭に残ったことです。

・肝臓の特殊な解剖学的構造

・肝がんの加療の上では慢性肝炎、肝硬変という背景因子の評価が重要

・2015年をピークに九州の肝がんは減っている。以前に比較してHCV由来の肝がんは50%を切っており、NBNCの肝がんが増えてきている。その主体は非アルコール性の脂肪性肝炎(NASH)である。肥満、糖尿病がそれに関与している。単純性脂肪肝(NAFLD)は1500~2000万人、肝臓に炎症、繊維化がみられるNASHが300万~400万人いるといわれている。これら疾患ではPNPLA3という遺伝子異常が見られることが注目されている。

・BMI>35では肝がんリスクは4.5倍になる。

・肝がんの治療として以前からあるラジオ波、腫瘍塞栓療法、抗がん剤の動注療法、手術、以外に分子標的治療、免疫チェックポイント阻害剤などが検討中であるが、まだ満足いくようなものではない。とてもわかりやすい講演でした。ちなみに、さすが古賀先生、タイトルがかっこいいです。今後も久留米大学の看板教授として頑張ってください。

2017年07月29日
学術講演会(認知症患者の不眠の特徴)

本日興味がありましたので、認知症患者さんの不眠症の特徴という講演を聞いてきました。演者は長崎の道ノ尾病院の芹田巧先生でした。

不眠について基本的なことから説明していただいて、頭の中が整理されたように思います。

・睡眠は体内時計、恒常性維持機構、覚醒刺激の3つの機構で成り立っていること。

・現在それぞれの機構に働くお薬があり、薬理効果およびその副作用を意識して患者さんに処方すること。

・高齢者の不眠率は3割にもなるが認知症では6割前後の患者さんにみられること(本人が不眠を訴えることは少ないが)。

・睡眠導入剤の種類によっては認知機能の低下のリスクを上げることがあること。

・適切な不眠治療によって認知症の患者さんの夜間の介護負担を下げることになること。

などが頭に残りました。勉強になりました。

2017年07月27日
熱中症

さていよいよ暑い季節になりました。熱中症で救急搬送される人が多くなる時期です。とくにご高齢の方々は、年齢とともに喉の渇きを感じて水分を補給するのではなく、こまめな飲水を心がけてください。ただし心臓、腎臓に持病のある方は、主治医によく熱中症対策を聞いてください。

暑さ指数(WBGT)をご存知ですか熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標で①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

佐賀市では7/18.7/19の午後はともにこの暑さ指数が危険域の31℃になります。『外にでないから安心』ではありません。ご高齢の方の熱中症の半数は在宅で起こっています。十分気をつけてください。

2017年07月17日
同窓会

7/16は高校の同窓会で、久しぶりに懐かしい同級生と会い、話が弾みました。卒後30年以上たちますと風貌もおじさんになり、体型もまるっこくなっていますが、話始めると体育祭での騎馬戦の話が出たり、高校生のころに戻って楽しいひと時でした。お互いに近況報告をして、頑張っている同級生達に活力をもらいました。

 

 

 

 

 

2017年07月17日
佐賀県臨床外科医会講演会

興味がある講演でしたので7月8日にニューオータニ佐賀で開催された佐賀県臨床外科医会講演会に参加して講演を聞いてきました。

講演1:好生館病院消化器内科緒方伸一先生によるピロリ菌による胃炎分類のお話

胃炎の京都分類についてのお話で、胃炎を原因によって分類し、胃がんリスクを評価するというお話です。現在胃がんは年間5万人弱の方々の死因となっており、高リスクの方々をピックアップするという考え方は大事です。無症状もしくは軽度の自覚症状の方々をスクリーニングで上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)をすることの多い当クリニックでもきもに命じる必要があります。ピロリ菌と胃がんの関わりには既視感がありました。25年前に非A非B型肝炎の主たる原因の多くがC型肝炎ということがわかり、C型肝炎ウイルスをお持ちの方々を3~4か月毎にエコーでフォローすることにより多数の肝がんの拾い上げがなされていったことが思い出されます。難治性だった慢性C型肝炎も今は内服薬でほとんどの方々が治癒できる時代になりました。ピロリ菌はC型肝炎ウイルスに比べればはるかに容易に、低コストで治癒します。ただピロリ菌を除菌した後の胃がんリスクは減りますが、除菌後にできる胃がんを内視鏡検査で発見することが困難な患者さんが多いことが次の問題です。エコーで必死に小さな肝がんを見つけようとしていた、先輩の姿を思い浮かべました。

講演2:長崎大学移植外科の江口晋教授による肝移植のお話でした。肝がんや肝硬変の末期の方々を対象に施行される肝臓移植ですが、5生が60%を越えていることには驚きです。また講演の後半では江口教授が冷や汗をかいた症例の提示がありました。症例の画像を見ているこちらも冷や汗がでるような症例でした。内科医でオペ室に入った経験は少ないですが、オペ室での執刀医のストレスは過酷なことが推察されました。

2017年07月10日
ただいま勉強中

現在水曜、土曜の午後に開催している脳若トレーニングでは毎回10分程度、医療に関する講話をお話しています。過去の内容を見ますと、骨粗鬆症、ロコモティブシンドローム、高血圧、認知症など生活習慣病に関することが中心です。

今日の日経に下記のような記事がでました。

現在自営業者などが加入する国民健康保険加入者は約3300万人

来年度から国保の運営主体を市町村から都道府県に移すのに合わせて

2018年度から医療費削減の成果に応じて公費を配分する仕組みを作る方向。

地域によって一人当たりの医療費が異なるが、これを是正する取り組みをしている場合に評価し配分額に反映する方針。17/6/28日本経済新聞より

医療費抑制は待ったなしです。

ちなみに佐賀県の1人当たり医療費は平均を1とすると1.2と平均を上回っています。佐賀県だけに限らず、おおまかにいえば西日本は東日本に比べ、全体的に1人あたり医療費は高い現状があります。これは過剰ベットも一因とされています。

国民皆保険という優れた制度を維持するためにも、医療費削減に向けて私たち開業医もできる努力をしなくてはいけません。消化器系の癌の早期発見ということと、かかりつけ医として地域の皆様の生活習慣病の管理にも力を注ぐことを目標として開業しました。その一環として脳若トレーニングにおいで頂いているアクティブシニアの方々に生活習慣病の啓蒙活動を行うことで、佐賀県の医療費削減に少しでもお役立ちできればと思っています。

そういう訳で今は生活習慣病の勉強中です。勉強するほど、自分のメタボ体型をどうにかせねばと思うのですが…。  中島 裕

 

 

2017年06月28日
脳ワクワク若返りトレーニングからのお知らせ
  1. 梅雨入りとはいえ、真夏のような気温が続いています。

本日のホームドクター講話は院長による「やけど虫、アオバアリガタハネカクシ」についてのお話しを致しました。暖かくなってきたこの時期によく見る虫です。この虫の体液が皮膚に付くと激しい痛みと膿疱があらわれます。

今日も石渡コミュニケーターによる若返りに向けてのトレーニングが元気いっぱい行われました。

4月から開講した脳ワクワク若返りトレーニングですが、お陰様でご好評頂き、土曜日は1クラスを2クラスに増やしました(各12名様まで)。

そして何と!今月からは水曜日に新たに講座を開講する事に致しました。1限目は満席となりましたが、2限目15時半〜16時50分を現在若干名募集しております。

皆様、如何ですか?脳の若返りに向けて、ご一緒しませんか?サクセスフルエイジング✨

受講者の方々がトレーニングを継続して頂けるよう我々も頑張ってますよ👍

2017年06月17日
胃がん検診講習会

6/10に胃がん検診の講習会に行ってきました。内視鏡検診が佐賀県でも始まっており、このような研修会に参加することで検診の精度を担保する必要があります。また癌の罹患患者数と癌の死亡者数の解離が胃がん、大腸癌ではとくに見られ、早期発見早期治療の必要性を改めて確認しました。

2017年06月17日
ゆたない通信 6月号 🎶

ゆたか内科消化器科クリニックでは今月から「ゆたない通信」を発行致します🌸

皆様へのクリニックからのお知らせや生活の中に取り入れて欲しい事などを通信を通じてお伝え出来れば幸いです。

ご来院された際は是非お持ち帰り下さい。

2017年06月04日
脳ワクワク若返りトレーニング 5月27日

今日は私の元同僚で理学療法士の山領君がトレーニングの見学に来て下さりました。理学療法士は病院や施設などで主に運動器リハビリをする人です。

彼が理学療法士という事もあって、本日の講話のタイトルは「ロコモティブシンドロームについて」院長からのお話でした。ロコモティブシードロームの予防が健康寿命を延ばすキーポイントです。加齢に伴い次第に起こる下肢筋力低下は転倒につながり、それが骨折や寝たきりの原因になる事などについてお話しました。ちょっとしたトレーニングを日常生活に取り入れて行う事で予防が出来るので、トレーニング法についても資料プリントを配布し御説明致しました。皆さん、自分の体はどうだろうか?大丈夫かな?と心配されていましたので来週は脳ワクワク若返りトレーニングの始めに簡単な評価をさせて頂く事に致しました。

どんな結果になるでしょうか…?

中島 美和子

2017年06月04日
脳ワクワク若返りトレーニングより

今日は朝から真夏のようにとても暑い気温。佐賀市は最高気温が29.7度まで上がったそうです。

本日のトレーニングは…

ミニ講話「不眠症」をテーマに中島美和子がお話をさせて頂きました。日常生活に支障を来す不眠症は治療の対象になるという事、規則正しい生活(早起き、食事と運動)が基本、必要な睡眠時間は人それぞれで8時間睡眠にこだわらない、睡眠障害対処法などについてお話致しました。

対処法にはアロマを焚いて気分を落ち着かせる方法も紹介致しました。クリニック内にもアロマを販売していますので是非ご相談下さい。

石渡コミュニケーターによるトレーニングのアイスブレイクでは回文を使った絵本「まさか さかさま」を紹介。遅延記憶トレーニングへ繋げました。久々に絵本の読み聞かせを受け、私自身童心にかえりとても癒されました。改めて絵本の魅力を実感致します。

2017年05月21日
間質性肺炎

昨日は毎回参加させていただいている総合診療カンファランスに参加してきました。今回は佐賀大学呼吸器内科の高橋先生による間質性肺炎のお話でした。頻度は比較的まれではありますが、診断されて平均余命が3年と、膵臓癌、肺癌につぐ程度の予後不良な疾患であるということに驚きました。当院でもかかりつけ医としては早めに見つけて、専門医にご紹介することを目指したいと思います。疫学としては高齢、男性、喫煙歴、家族歴、胃食道逆流、環境因子としては粉塵などが舞う職場などがリスクとして挙げられました。症状として労作時の呼吸苦、30m歩行で血中酸素濃度の低下、聴診所見の重要性を強調されました。また肺疾患では肺機能検査が疾患の拾い上げには有効です。当院でも肺機能検査をできるように設備を準備中です。

2017年05月18日
脳ワクワク若返りトレーニング5月13日

皆様、こんにちは。

本日はみつおか式脳若トレーニング創設者の光岡眞里氏が当クリニックにお越し下さり我々のトレーニングを見学され、とても嬉しい1日でした。

光岡氏には常々沢山のパワーを頂きます。

今日も受講者の皆様方をサクセスフルエイジングの道へと導かせて頂きます👍

5月から石渡覚子(いしわた さとこ)さんをコミュニケーターとして迎え二回目のセミナーです。

これから私と石渡コミュニケーターとの二人三脚で、脳ワクワク若返りトレーニングが益々充実したものになっていきますよ。

 

先ずはバイタルチェックで皆様の健康状態を把握します。今日の顔色はどうかな?一週間、元気に過ごしておられましたか?などから会話が弾みます。

 

今日の講話 テーマは「認知症って何⁈」という話を地域包括ケアシステムの内容を踏まえてお話ししました

石渡コミュニケーターによる楽しいトレーニング風景

本日の遅延記憶トレーニング 今日の言葉は…

「目には青葉、山ホトトギス、初鰹」
江戸中期の俳人・山口素堂作。
初物を食べると寿命が75日延びるという言い伝えがあるそうです。
日本は四季を五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じ取ることができ、脳への刺激も一層深まります。

みつおか式脳若トレーニング創設者光岡眞里氏を迎えて

(左より 中島美和子、光岡氏、石渡コミュニケーター)

2017年05月14日
胃癌・大腸癌研修会

いよいよGWです。今年は天気もよさそうで、何よりです。
4/28(金)に内視鏡関連の研修会に参加してきました。いよいよ佐賀でも内視鏡検診が始まるにあたって今後このような研修会が随時開かれるようです。人間のすることですから絶対ということはあり得ませんが、苦痛が少なく、見逃しの少ない内視鏡検査を提供できるように努力していきます。
また明日は開院して半年で初めての当番医です。職員一同緊張していますが、救急医療機関の負担軽減の為にも、当院でできることをやってまいります!

2017年04月29日
健康寿命と平均寿命

厚労省よりでているデータで健康寿命と平均寿命というものがあります。前者は日常生活に制限のない寿命の平均で後者はいわゆる寿命の平均になります。その差(平均寿命-健康寿命)が日常生活に制限のある不健康な期間を意味することになります。男性で9年、女性で13年弱です。この健康寿命をいかに伸ばすかということが、かかりつけ医である当院で取り組まねばならないことと考えています。
健康寿命PDF

2017年04月10日
ユマニチュード

昨日アバンセでユマニチュードという新しい認知症ケアアプローチに関する講演がありました。演者は本田美和子先生です。私が以前働いていた病院で介護士の方に教えてもらい、それ以来興味を持っていたケアアプローチです。最近テレビの報道特集でも取り上げられ認知度も高まっています。見る、話す、触れる、立つという4つを基本にあなたは私にとって大事な存在であるというこを相手に伝える技術とのお話はとても印象的でした。決して魔法ではなく誰でも学べる技術であるそうです。実際のビデオ画像を見ると、具体的な技術はたくさん隠れているようですが、まだうまく話せない幼児に接するお母さんのような感じを受け、患者さんがとても和やかな表情をされていました。今後研修を受ける場が拡がることを望みます。

2017年03月24日
大腸内視鏡検査

「大腸内視鏡検査について」
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は下剤を飲むのがきつい、痛い検査と思われることが多く敬遠されがちですが、当クリニックでは、患者様が安心・安全・安楽な検査ができるように心がけております。男女とも40歳代から大腸癌にかかる確率があがっています。そこで40歳代からのチェックがとても大切になってきます。今回は大腸内視鏡検査について説明したいと思います。
大腸内視鏡検査では、腸の内容物(便)が残っていると十分な観察ができません。そのため、腸管を空にすることが大切です。
・毎日排便があるように、便通に気をつけましょう。
・便秘で下剤を服用されている方は、必ず飲み続けましょう。
・検査の2~3日前より、消化の良いものを食べましょう。
以前は、腸管洗浄剤を2L服用していただいていましたが、現在は2L全部服用しなくてもよいものが発売されており、少しは楽に検査を受けていただけるようになりました。当クリニックでは、事前に腸管洗浄剤の服用の仕方を患者様一人一人に合わせた説明を行い、検査当日はリラックスして服用していただけるように男女別の検査前処置室を設けており、少しでも苦痛なく検査を受けていただけるように、取り組んでいます。
ぜひ、大腸内視鏡検査を受けてみられてはいかがでしょうか。写真は当クリニックの下剤を飲む部屋です。男女別(トイレも含めて)となっております。看護師久本美香

2017年03月16日
認知症対応力向上研修会

3/3に肥前精神医療センターで開催されたかかりつけ医認知症対応力向上研修会に参加してきました。認知機能評価、3月から施行される改正道路交通法の75歳以上の方々の免許更新にあたっての変更点、認知症になられた方々を介護するご家族にとって対応が困難なBPSD(行動心理症状)への対応などについて研修を受けました。
BPSDで対応が困難な患者さんへの看護師の方の関わりの報告もあり、勉強になりました。
認知症予防についてはいろいろ報告がありますが、単一のものでは予防効果がなく、運動、認知トレーニング、生活習慣病の管理、食事指導などを組み合わせてやる必要性を強調されていました。
当クリニックでも生活習慣病の管理とともに4月から認知トレーニングを地域の皆様に提供していく予定です。

2017年03月05日