RSウイルスワクチン講演会24/5/15in創世 ①

佐賀大学病院感染制御部の青木教授からワクチンの必要性について総論的なお話でした。いつもながらわかりやすいご講演でした。

・上流と下流の話

・予防医療の重要性

The source of problem cannot be solved

RS virus infection がCOPD、喘息の増悪を来す。細気管支炎を起こすと呼気時に呼気が不良となりさらにRS virusが増える。

投資家のウォーレンバフェットのインタビューから

問題解決について問われたときに、問題をが起こらないことに一番の努力をかけたとの由

慢性心不全、DM、LCが増悪するときは市中感染症の関与を考える

問題を起こさなことの大事さを強調されていました。

我々が能動的にできるACT(行動)が予防

下流でおこしてしまうと、問題を解決する事に終始する、我々は受け身なのである。

Reactになる。受動的な労役なのである。努力を強いられる状況になる

感染を契機に増悪するCOPD,喘息、慢性心不全

You can’t solve upstream problem downstream.下流では上流の問題は解決できない。

上流で治水をしなければ下流の氾濫は止められない。

ワクチン後の世界は何もおきないのでわからないけれども、起きてからの状況を考えるとなにもおきない状況がいかに大切か、上流での治水がワクチンということ。

2024年07月24日