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ソフトバンク優勝と同窓会

昨日大学同期の同窓会が福岡であり参加してきました。佐賀からJR博多駅に着き、バスを待っていましたら、ソフトバンク優勝の号外が配られました。初めての号外です。東浜投手が先発し、柳田選手が逆転ホームラン、最後にサファテ投手が抑えるという会心の勝利でパリーグでは史上最速で優勝です。昨年は日本ハムの大谷選手に圧倒されましたが、今年は故障者続出の中でぶっちぎりの優勝で層の厚さを見せてくれています。地元福岡をはじめ九州のファンに昨年からの溜飲をさげてくれる優勝でした。19時からは久留米大学卒後30年の同窓会があり、懐かしい面々と会いました。私は同期の中でも極めて遅い開業で、みんなに『頑張れ、お前なら大丈夫!』と言ってもらいホッコリした時間でした。そして時代でしょうか、結構みんな身体に気をつけているのに驚きました。私も少し歩かねばと思いました。

2017年09月18日
やせメタボ

糖尿病における脂肪肝・脂肪筋の意義と食事・運動・薬物療法の役割というタイトルで田村好史先生(順天堂大学グローバルヘルスサービス教授)のご講演を聞いてきました。お話の中心は糖尿病における運動のお話でした。糖尿病とは血糖値が高い状態が持続することによって種々の合併症を引き起こす病気で、寿命を平均、男性で8年、女性で11年短縮させます。生活習慣の欧米化により近年急増し、予備軍まで含めると2012年には2050万人とされます。実に6人に1人ですね。

従来から糖尿病の治療は基本は食事、運動療法、その後に薬物療法です。医師ですのでどうしてもお薬に目が行きがちです。しかし昨日のお話で興味深かったことがいくつかありました。1つは軽度の運動でも継続することで、筋肉に糖が取り込まれ血糖改善に効果的であるということ。逆に運動習慣のない人はメタボでなくても、高血圧、高血糖、脂質異常などのリスクが1つでもあれば、メタボの方と同様に、血糖を下げるインスリンの効きが20%程度落ちているということで、やせメタボという概念を提唱されてることです。またもう1つ患者さんへ運動をお勧めするような指導を繰り返し繰り返し外来で伝え続ける必要性を強調されていた点です。田村先生は小さな親切と言われていました。最近は少しずつ地域の方々が当院に来てくださっています。私なりに小さな親切をこまめに伝えていきたいと思いました。

2017年09月13日
薬剤耐性対策

佐賀文化会館での医療安全対策研修会に参加してきました。

医療事故調査制度と佐賀県の現状として山本章生先生からご講演があり、その後大曲貴夫先生から薬剤耐性対策のご講演がありました。

院内感染には以前より興味があり、以前の職場で佐賀大の感染制御部の先生方から教えていただいていました。長期入院になり、抵抗力が落ちた患者さん達に耐性菌が出て治療に難渋するため、可能な限り原因菌を同定し、それに効果のある抗生剤の使用を指導していただいていました。今日は高名な大曲先生の講演を興味深く聞きました。

本日のご講演のポイント

・薬剤耐性に対して何も対策をとらないと、薬剤耐性による死亡者数は2013年には年間70万人から2050年には年間1000万人となり、がんによる死亡者数を越える。

・日本は諸外国と比べても耐性菌の頻度が多い。

・抗菌薬の使用量も多く、その内訳としては内服の抗生剤使用が多い

・一般の方々への意識調査では風邪やインフルエンザに抗菌薬が無効であると知らなかった方が4割を超え、10人に1人が抗菌薬(抗生剤)を自宅に持っており、そのうち7割の人は自分の判断で内服している。

・本邦では上気道炎の診断で抗菌薬が6割の患者さんに処方されている。

・感冒(一般に風邪とされる)の典型例には鼻症状(鼻汁、鼻閉)・下気道症状(咳、痰)・咽頭症状(咽頭痛)が混合しているが、それに当てはまらないものには重篤のものがあるので、その見極めが重要である。

・耐性菌予防に関しては佐賀大感染制御部は厚生労働大臣賞を受賞するほど進んでいる。

 

現在は入院施設のないクリニックで働いていますので、強い抗菌剤を使うことはなく、私の立場で薬剤耐性菌に関わることは少ないと思っていました。しかし本邦では内服抗菌剤の処方が諸外国に比べて多く、それが薬剤耐性菌の発生の一因かもしれないとのお話は印象的でした。当院でも風邪には抗菌剤を処方しないことを原則としていますが、さらに患者さんによく説明する必要性と、抗菌剤を使用しなければいけない患者さんの見逃しをなくすように努力することを肝に銘じました。また佐賀大学附属病院の高評価を知り、現場の先生方の努力を知っている1人としてとてもうれしい講演でした。

2017年08月17日
山下達郎 in Saga

8/2佐賀文化会館で行われた山下達郎(ファンなので、呼び捨てでスイマセン)のコンサートに行ってきました。1800人の会場が満員でした。観客の主体は40~60代でしたが、若い世代もいました。前々回は妻、前回は中学生の息子に付き合ってもらいましたが、今回は同世代の友人に付き合ってもらいました。『いや~、良かった。』1年半前の前回の佐賀講演より今回の方がさらに引き込まれました。

会場の入る際のチェック(チケットの名前と身分証明書の提示)も厳しく、正規の金額で購入した普通のファンを大切にするという意識を感じました。

中学生の時にビートルズのファンだった大学生の兄がすごいグループがいるといって聞かせてくれたのが山下達郎がいたシュガーベイブでした。その時に聞いたDOWN TOWNも最後に歌ってくれました。64歳になったとのことでしたが、声もあいかわらず素晴らしい。なにより450人のコンサートに6万人の応募があったという彼のコンサートを、アリーナではなく文化会館のような会場で聞ける幸せを感じます。この規模でのコンサートにこだわる山下達郎さんに感謝です。私の世代より少し上ですが、社会人となって30年間ずっと山下達郎や小田和正さんの音楽が傍らにありました。『歌はなにも具体的にはできないけど、皆さんに少しでも癒しや頑張ろうという気持ちに役立てば、それで十分』との言葉はぐっときました。それぞれの世代で思い入れのある歌手は存在すると思いますが、山下達郎さんと近い世代で、彼の名曲をオンタイムで聞いてこれたことに感謝です。

当院でのBGMには、彼の曲はのりがよすぎて、使えていないのですが、すこししっとりした曲でも入れたいと思います。

 

さあ明日から頑張るぞ!

2017年08月02日
かかりつけ医研修会

本日10:00~17:30まで昼食時の50分間以外は5分間の休憩1回のみのびっしりつまった研修会でした。内容としてはかかりつ医として知っておくべき9項目の事項について講演がありました。具体的には脂質異常症、糖尿病、高血圧症、認知症、禁煙指導、健康相談、在宅医療、介護保険、服薬管理です。開院して10ヶ月になりますが、かかりつけ医として生活習慣病の勉強をしているところでしたので、とてもタイムリーな講演でした。超高齢化社会である日本で、国が推し進めている地域包括ケアシステムの構築には、かかりつけ医の役割が重要です。むろんいろんな職種の方々との連携も重要ですが…。自分でできることは、自分の専門分野以外の疾患の知識を深めることだと思います。その意味で本日の研修会は、勉強になりました。企画、準備、講演していただきました医師会の先生方に感謝です。自分なりに良く咀嚼して(最近の知見など、膨大な量の情報でしたので)、患者さんへの生活指導に生かせればと思います。『やっぱりメタボはいけない』と自分のおなかを見て思います。

2017年07月30日
肝臓を知り肝がんを診る

本日は肝がん講習会で久留米大学消化器内科の古賀浩徳教授の講演を聞いてきました。タイトルが『肝臓を知り肝がんを診る』というものです。17年連続で肝がん死亡の10万人比ではワースト1位の佐賀県です。佐賀県肝がん対策医会の先生たちが、医療従事者対象に著名な先生を読んで、このような会を開いて頂けるのはとても有難いことだと思います。慢性C型肝炎は内服薬で完治できるようになってきていますが、まだまだ肝がんで多くの方々が亡くなっている現実があります。昨日のお話で私自身の頭に残ったことです。

・肝臓の特殊な解剖学的構造

・肝がんの加療の上では慢性肝炎、肝硬変という背景因子の評価が重要

・2015年をピークに九州の肝がんは減っている。以前に比較してHCV由来の肝がんは50%を切っており、NBNCの肝がんが増えてきている。その主体は非アルコール性の脂肪性肝炎(NASH)である。肥満、糖尿病がそれに関与している。単純性脂肪肝(NAFLD)は1500~2000万人、肝臓に炎症、繊維化がみられるNASHが300万~400万人いるといわれている。これら疾患ではPNPLA3という遺伝子異常が見られることが注目されている。

・BMI>35では肝がんリスクは4.5倍になる。

・肝がんの治療として以前からあるラジオ波、腫瘍塞栓療法、抗がん剤の動注療法、手術、以外に分子標的治療、免疫チェックポイント阻害剤などが検討中であるが、まだ満足いくようなものではない。とてもわかりやすい講演でした。ちなみに、さすが古賀先生、タイトルがかっこいいです。今後も久留米大学の看板教授として頑張ってください。

2017年07月29日
学術講演会(認知症患者の不眠の特徴)

本日興味がありましたので、認知症患者さんの不眠症の特徴という講演を聞いてきました。演者は長崎の道ノ尾病院の芹田巧先生でした。

不眠について基本的なことから説明していただいて、頭の中が整理されたように思います。

・睡眠は体内時計、恒常性維持機構、覚醒刺激の3つの機構で成り立っていること。

・現在それぞれの機構に働くお薬があり、薬理効果およびその副作用を意識して患者さんに処方すること。

・高齢者の不眠率は3割にもなるが認知症では6割前後の患者さんにみられること(本人が不眠を訴えることは少ないが)。

・睡眠導入剤の種類によっては認知機能の低下のリスクを上げることがあること。

・適切な不眠治療によって認知症の患者さんの夜間の介護負担を下げることになること。

などが頭に残りました。勉強になりました。

2017年07月27日
熱中症

さていよいよ暑い季節になりました。熱中症で救急搬送される人が多くなる時期です。とくにご高齢の方々は、年齢とともに喉の渇きを感じて水分を補給するのではなく、こまめな飲水を心がけてください。ただし心臓、腎臓に持病のある方は、主治医によく熱中症対策を聞いてください。

暑さ指数(WBGT)をご存知ですか熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標で①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

佐賀市では7/18.7/19の午後はともにこの暑さ指数が危険域の31℃になります。『外にでないから安心』ではありません。ご高齢の方の熱中症の半数は在宅で起こっています。十分気をつけてください。

2017年07月17日
同窓会

7/16は高校の同窓会で、久しぶりに懐かしい同級生と会い、話が弾みました。卒後30年以上たちますと風貌もおじさんになり、体型もまるっこくなっていますが、話始めると体育祭での騎馬戦の話が出たり、高校生のころに戻って楽しいひと時でした。お互いに近況報告をして、頑張っている同級生達に活力をもらいました。

 

 

 

 

 

2017年07月17日
佐賀県臨床外科医会講演会

興味がある講演でしたので7月8日にニューオータニ佐賀で開催された佐賀県臨床外科医会講演会に参加して講演を聞いてきました。

講演1:好生館病院消化器内科緒方伸一先生によるピロリ菌による胃炎分類のお話

胃炎の京都分類についてのお話で、胃炎を原因によって分類し、胃がんリスクを評価するというお話です。現在胃がんは年間5万人弱の方々の死因となっており、高リスクの方々をピックアップするという考え方は大事です。無症状もしくは軽度の自覚症状の方々をスクリーニングで上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)をすることの多い当クリニックでもきもに命じる必要があります。ピロリ菌と胃がんの関わりには既視感がありました。25年前に非A非B型肝炎の主たる原因の多くがC型肝炎ということがわかり、C型肝炎ウイルスをお持ちの方々を3~4か月毎にエコーでフォローすることにより多数の肝がんの拾い上げがなされていったことが思い出されます。難治性だった慢性C型肝炎も今は内服薬でほとんどの方々が治癒できる時代になりました。ピロリ菌はC型肝炎ウイルスに比べればはるかに容易に、低コストで治癒します。ただピロリ菌を除菌した後の胃がんリスクは減りますが、除菌後にできる胃がんを内視鏡検査で発見することが困難な患者さんが多いことが次の問題です。エコーで必死に小さな肝がんを見つけようとしていた、先輩の姿を思い浮かべました。

講演2:長崎大学移植外科の江口晋教授による肝移植のお話でした。肝がんや肝硬変の末期の方々を対象に施行される肝臓移植ですが、5生が60%を越えていることには驚きです。また講演の後半では江口教授が冷や汗をかいた症例の提示がありました。症例の画像を見ているこちらも冷や汗がでるような症例でした。内科医でオペ室に入った経験は少ないですが、オペ室での執刀医のストレスは過酷なことが推察されました。

2017年07月10日