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肝がん研究会in久留米

6/28~29に久留米で開催される肝がん研究会の前夜祭に参加してきました。私も肝臓癌に関する研究をしていた頃には毎年のように参加していた学会です。福岡、佐賀という肝がんの患者さんが多いという地理的背景もあり、久留米大学は50年ほど前から肝がんの研究が盛んな大学です。とくに内科・外科・放射線科・病理という4つの科がタッグを組んで基礎から臨床までの広範囲な研究を継続しています。その為この肝がん研究会も過去複数回久留米の地で開催されています。しかも病理学という基礎系の教室の主催は珍しいのですが、久留米大学病理学教室主催は今回で3回目というのは極めて珍しいことで、来賓の方々から称賛の声を頂き、OBとしてとてもうれしく思いました。手前味噌ですが主催は私の兄で、沢山の高名な先生方を前に緊張して挨拶をしており、母とともに見守りました。2年前に他界した父もとても喜んでいることと思います。

会には全国から日本の肝臓癌研究を引っ張っている諸先生が集まられていましたが、その中に、私と同時期に留学先の別のラボで働いていた奈良県立医科大学第3内科教授の吉治仁志先生と久しぶりにお会いしとても楽しいひとときでした。

2018年06月27日